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2020.10.13ピアノ発表会

大成功だったと思う、コロナ渦の発表会の記録

目次

コロナ渦の発表会をどうやってしたか

コロナ渦で行った発表会が大成功に終わったので、一連の流れを書いて見たいと思います。
今までに比べて、生徒さんが手伝ってくれ、私もすべてのお手伝いを思い切って任せることができました。
ペダルと椅子の調節だけはこの先も私の役目かなぁ。

コロナ渦の発表会どうする?

元々の発表会は7月25日の予定でした。
それが今年に入って「コロナ」何それ?という状態からの緊急事態宣言での自粛、教室もお休みや、オンラインレッスン、動画レッスンになりなんとなく「発表会なぁ・・・ううん・・・」という状況でした。「今年1年飛ばしてしまおうか」「そもそも生徒さんたち発表会したいんかなぁ?」ということがよぎりました。
そんな中、毎日のようにオンラインソルフェージュはしていました。
毎回の積み重ねで楽器の名前をたくさん覚えたり、作曲家の名前をたくさん覚えてる子供達を見ていると「歩みは止めたらそこまで」と思うようになりました。

生徒さんの「ないの?」と御父兄の熱い想い

オンラインレッスンと動画レッスンはオンライン疲れをして緊急事態宣言解除と同時に「対面レッスンに戻します」というと数人を除くほぼ全員が次の週から来てくれるようになりました。3月末もこの時も「出かけられるのピアノだけです」って言ってたかな?
この時すでに5月末日
「発表会どう?」と聞いたら「え、ないん?」「なしなん?」との答え
御父兄の「先生、消毒でも検温でも会場整理でもなんでもしますよ、他の保護者の方も声かけますよ」と言ってくださり、入れ替わりの際に保護者同士で「お手伝いしませんか?」と声かけたりしてくれていました

一旦延期

会場からの連絡で7月はキャンセルができるとのこと。曲も決めていない子がほとんどだったので、7月は一旦延期することにしました。
同時に「年内の空きはありますか?」と聞くと10月4日にキャンセルが出てると。
ここしかないと思い、即おさえに行きました。と同時に来年の会場も一緒におさえました。来年はリベンジ7月25日です(たまたま)
ここから曲選び、家族、兄弟でしか連弾ができないことを伝え、選曲。
先生と連弾というカテゴリーがなかったことでソロを2回弾く子も出てきて、私が大変になりました。
今思うと本当に短い期間でした。

お手伝いの配置

もちろんホールにもよりますが、
受け付け ロビーでの出欠確認・検温・消毒・記帳(QRコード)記念品の受け渡し・DVDの販売。 空にできないのでスタッフを2家族にお願いする。
今年は舞台袖は使わないで花道からの入退場その際、演奏前と演奏後の消毒。
楽屋を2つ借りる(1つは飲食禁止)楽屋番のスタッフにいてもらう。
鍵盤ふき(毎回毎回乾拭き)。
会場肘掛部分や触れるであろう部分を消毒座れない椅子にソーシャルディスタンスをとるカバーをかける。

こちらを会場の入場制限人数に収まるよう、3部に分け、毎回お願いしました。

振り返り

やりすぎて、クレームになることはないと思い、思いついたことは全てしました。
会場の事務所の方からは「ここまでされた先生はいません」と言われました。

コロナでいろんな規制がある中、気をつけて使ってもらえば大丈夫です。と言ってもらえるホールだったので、できる範囲のことを気をつけて、生徒さんに頼ったことで一体感が生まれ、皆が参加してる意識が出たように思います。
一応やってほしいことリストは作った上で、打ち合わせをし、「任せるからやりやすいようにアレンジしてね」と伝えました。

「今年はやめる」も大事な選択肢の一つ
ご父兄からの思い、私自身の歩みを止めたくない思い、だけで皆で作り上げた発表会になったと思います。

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